債務整理・借金返済における家計簿の重要性を弁護士が解説
債務整理と家計簿の重要性
債務整理をするにあたり、家計簿は、非常に重要な意味を有すると思います。
任意整理の手続では、債権者との合意した後、合意した金額を実際に支払っていく必要があります。任意整理の手続をした後、合意した金額が支払えなくなったということにならないように、家計を管理し、毎月の支払いを確実にする必要があると思います。
また、破産手続や個人再生の手続では、書面にて、家計の状況を裁判所に提出する必要があります。
任意整理、破産手続、個人再生の手続では、いずれも、いわゆるブラックリストに掲載されますので、通常、消費者金融会社や信販会社からの借り入れはできなくなります。
したがって、家計を管理することが非常に重要な意味を持ち、家計の管理のために、家計簿を付けることが大切だと思います。
任意整理と家計簿
任意整理の手続では、債権者との間で合意した後、合意した金額を実際に支払っていく必要があります。
当事務所では、家計を管理するために、家計簿を付けることをおすすめしています。
家計簿を付けて、毎月の収入から生活費を引いた額を確認し、これが債権者に対する支払いの合計額以内に収まっているか、車検など、臨時の出費への備えができているかなどを確認する必要があると思います。
破産手続と家計簿
個人の方が、破産申し立てをするにあたっては、書面にて、裁判所に家計の状況を提出する必要があります。
したがって、破産手続をするためには、家計の状況の作成、提出が必要になります。
また、当事務所では、ご相談にいらっしゃったときから、家計の状況を作成していただくことをお願いしています。
破産手続をすると、いわゆるブラックリストに掲載され、また、官報に掲載されます。通常、銀行、消費者金融会社、信販会社から借り入れをしたり、クレジットカードを持つことはできなくなります。
当事務所では、裁判所に破産の申し立てをした後も、家計簿を付けて、毎月の収支を把握することをおすすめしています。
個人再生手続と家計簿
個人再生手続の申し立てをするにあたっては、書面にて、裁判所に家計の状況を提出する必要があります。
再生計画案を裁判所に提出する際にも、家計の状況を提出する必要があります。
個人再生手続では、再生計画にしたがって、債権者に弁済をする必要があります。
当事務所では、個人再生手続の認可決定がでた後も、家計簿を付けて、毎月の収支の把握をすることをおすすめしています。
まとめ
借金問題について、どのような手続を選択するにせよ、当事務所では、家計簿を付けて、毎月の収支を把握することをおすすめしています。
コラム一覧
当事務所の弁護士が日々感じていることをコラムにしています。こちらもご覧下さい。
お気軽にご相談下さい!
■ | ■ | ■ | ■ | ■ |
事前にお電話にて相談日のご予約をお願い致します。債務整理のことならお任せ下さい。 ※お電話での相談は行っておりません。ご予約のみとさせていただいております。ご了承下さい。