【Q&A】取引途中で金利が下がった場合と過払い金
ご質問
私は、消費者金融会社と金銭消費貸借取引(キャッシング取引)をしていましたが、昨年、完済しました。
私は、消費者金融会社と金銭消費貸借契約をした際には、利息制限法を越える実質年利27パーセントほどの金利で取引をしていましたが、取引を初めてから7年ほど経過した後、利息制限法の範囲内の金利に下がりました。
私は、その後、2年ほど取引をして完済しました。
なお、金利が下がったときには、消費者金融会社から一方的に通知が来ただけであり、特に、金銭消費貸借契約書を再度作成したりはしていません。
また、取引の途中で、約定残高がゼロになったことはありません。
金銭消費貸借契約書には、支払いを一度でも遅滞したときには、残額を一括で支払う旨のいわゆる期限の利益喪失条項が付されています。
弁護士からの回答
|
過払い金については、最高裁判所の平成18年1月13日の判決において、期限の利益喪失特約がある場合には、特段の事情のない限り旧貸金業の規制に関する法律第43条1項の適用はない旨の判断が示されました。
完済時の約定金利が、利息制限法の金利の範囲内であっても、過去に利息制限法の上限金利を超える金利での取引があれば、過払い金が発生することがあります。
もっとも、金利が金銭消費貸借取引の途中で下がっている場合、金銭消費貸借契約の個数が複数であるのか、1つであるのかなどの法的な争点が生じる場合もあります。
過払い金について、分からないことがございましたら、弁護士までご相談ください。 |
![]() |

愛知(豊橋・東三河)で15年以上にわたり、3,000件を超える法律相談に対応してまいりました。専門分野も幅広く、企業法務・離婚・相続・交通事故・債務整理など幅広い分野に取り組んで参りました。 お客様からは高いご満足をいただき、多くのご紹介によるご依頼をいただいております。 過去には「依頼者感動賞」を受賞した経験もございます。 地域の中小企業の皆様、そして個人の皆様の法的サポートに尽力しておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。
債務整理についてお悩みの方は弁護士にお気軽にご相談下さい



よくあるご質問はこちら
| No | ご質問内容 |
| 1 | |
| 2 | |
| 3 | |
| 4 | |
| 5 | |
| 6 | |
| 7 | |
| 8 | |
| 9 | |
| 10 | |
| 11 | |
| 12 | |
| 13 | |
| 14 | |
| 15 | |
| 16 | |
| 17 | |
| 18 | |
| 19 | |
| 20 | |
| 21 | |
| 22 | |
| 23 | |
| 24 | |
| 25 | |
| 26 | |
| 27 | |
| 28 | |
| 29 | |
| 30 | |
| 31 | |
| 32 | |
| 33 | |
| 34 | |
| 35 | |
| 36 | |
| 37 | |
| 38 | |
| 39 | |
| 40 | |
| 41 | |
| 42 | |
| 43 | |
| 44 | |
| 45 | |
| 46 | |
| 47 | |
| 48 | |
| 49 | |
| 50 | |
| 51 | |
| 52 | |
| 53 | |
| 54 | |
| 55 | |
| 56 | |
| 57 | |
| 58 | |
| 59 | |
| 60 | |
| 61 | |
| 62 | |
| 63 | |
| 64 | |
| 65 | |
| 66 | |
| 67 | |
| 68 | |
| 69 | |
| 70 | |
| 71 | |
| 72 | |
| 73 | |
| 74 | |
| 75 | |
| 76 | |
| 78 | はどのように用意すればよいのでしょうか |
| 79 | |
| 80 |
お気軽にご相談下さい!
| ■ | ■ | ■ | ■ | ■ |
事前にお電話にて相談日のご予約をお願い致します。債務整理のことならお任せ下さい。 ※お電話での相談は行っておりません。ご予約のみとさせていただいております。ご了承下さい。
- 任意整理中に弁護士に辞任されたらどうすれば良いですか?
- 個人再生手続では、退職金はどのように扱われるのですか?
- 破産をすると、公的年金は、差し押さえられてしまうのでしょうか。
- 株式会社が破産をすると株主が責任を負うのでしょうか?
- 【Q&A】免責決定と保証人
- 父が亡くなったが、父宛の催告書が届きました。どうしたらよいのでしょうか?
- 破産をすると、給与を差し押さえられますか?
- 保証債務だけしか債務がありませんが、破産申し立てをすることができますか?
- 破産手続で免責決定を受けると、連帯保証人も免責の効力が及びますか?
- 個人再生手続きで、住宅資金特別条項を定める場合、再生手続開始後も住宅ローンの支払いを続けますか?













