多重債務のモデルケース

このストーリーは、手続きの流れを理解していただくためのものであり、フィクションです。


Aさんは、パートとして働く妻と2人の子と同居し、会社員として働いています。
Aさんは、不景気のため、残業時間が減り、収入が減少しました。そこで、Aさんは、減少した収入を補うため、カード会社のカードでキャッシング取引を始めました。


当初は、給料日に一括で返済をしていましたが、次第に支払いが厳しくなり、リボ払いで支払いをするようになりました。Aさんは、その後も残業時間 が少ないままで、他のカード会社との間でも、キャッシング取引をするようになりました。Aさんは、気づいてみると、3社から150万円の借り入れをしていました。

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Aさんは、このまま借り入れを続けていると、破産することになるかもしれないと不安に思うようになり、弁護士に相談することにしました。

 

Aさんは、弁護士の事務所に行き、相談をしました。Aさんは、残業時間が増えてきて収入が回復してきたので、任意整理を選択することとしました。Aさんは、委任契約書、委任状に署名、押印し、運転免許証を提示し、運転免許証のコピーを提出しました。


Aさんは、弁護士から、受任通知発送後は、カード会社は、Aさんに請求ができないこと、カード会社に対する支払いが銀行の預金口座からの引き落としになっている場合、受任通知をカード会社が受け取っていても、すぐには引き落としを止めることができず、引き落とされると困る場合には、残高不足等で対応してほしいことなどの説明を受けました。


弁護士は、受任通知を発送しました。約2ヶ月後、取引履歴がそろったので、Aさんと弁護士は、カード会社に提示する和解の内容を打ち合わせました。取引期間が短く、利息制限法を越える金利の取引はありませんでした。弁護士は、将来利息をゼロとする和解をカード会社に提示し、カード会社との間で和解が成立しました。
(注)近時、カード会社や消費者金融会社は、将来金利をゼロとする和解に応じない場合があります。

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